LIVE MENU2002.7~9
★曲名から、その曲が演奏されたライブのリストへ行けます。(135のオリジナル曲で、一般に流通したCDに収録されているもののみ)
TSP 2nd Final Live G7ΣCh(ジーセブンマグナムチャンネル)[02.7.27,28.]
T and S PROJECT |
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渋谷club asia | ||
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順位 | 7.27. | 7.28. |
AREA51 | ||
10 | SKY IS LIMIT | |
9 | Gradurate | |
8 | Love Story | |
7 | ラビリンスの扉 | |
6 | 風にくちづけを | |
6 | Long Drive | |
5 | Four seasons | |
4 | Winding Road | |
今 週 の ス ポ ッ ト ラ イ ト |
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3 | あの虹をこえて | |
2 | Treasure | |
1 | Always Together | アンコール |
♪感想
T and S Projectの1年ぶりのライブは,水木英昭プロデュースで趣向を凝らした面白いライブステージでした。
会場に行くとまず目についたのは爽やかな高原をバックに楽器のように日用品を持ったTSPの面々のポスターでした。今回,スターダストレボリューションのツアーサポートで欠席の岡崎さんは写っていないのかな?と思ったら右の端のほうにちょこんと入っていました。(このポスターはTSPのHPに載っています)
そして,ロビーにはYAKOさんのキティちゃんの根付けコレクションが飾られていました。それから,岡崎さんをのぞいたTSPのメンバーのブロマイドが売られていました。……が,あれこれ見ている間に高木さんのは売り切れてしまいました(T-T)。
会場に入るとステージの両脇テレビモニターがあり,ポスターの映像が映されていました。イスの数は50くらいで立ち見の人も多いから,モニターを用意したのかな?と想像します。
今回は,G7Σ(水木英昭&西秋元喜)が司会をするベストテン番組という設定でのライブだから,モニターのさらに両外側に人1人が立てるスペースがあったのでそこで司会をするのかな?とこれも想像。
開演時刻になり,場内が暗くなると賑やかな音とともに右のモニターに西秋さん,左のモニターに水木さんが映って話し始めたのでびっくり。『ロリコン社』によるランキングベスト10を10位から順に紹介していく『ナ・ベストテンみたいな』という番組だと設定(?)を話して,「ここでネタをひとつ・・・」と言った声にかぶるように1曲目のAREA51が始まります。この曲はCDのなかでもとくに好きな曲なので最初に聴けてとても嬉しくなりました。SKY IS LIMIT,GRADUATIONとのりのよい曲が続きます。
ここで,再びG7Σ登場。AREA51はランク外(^^;で,SKY IS LIMITが10位,GRADUATIONが9位だとか。以降はまず,順位と曲名を示してから曲にいくという手順ですすみます。しかし,この曲名をだすのもタダでは出さない。最初は紙に書いてあったのに,次には額に貼ったテープ?に書いてあり,次はお腹に,ふんどしに(^^;;;とどんどんエスカレートしていきます。5曲終わったところで「これ以上はつづかないだろう」とメンバー紹介がありますが,どこまで行ってもTSPの曲が続くので(当たり前(^^;)「おそるべしTSP,おそるべしロリコン社」が決まり文句のようになります。
曲の方はというと基本的には7月始めに出したCDの曲を中心に。君にくちづけをと,Long DriveはCDには収録されていない曲でどちらもアコースティックで聴かせてくれました。とくにLong Driveでは切通さんが『カホーン』というイスのような座って両足の間から側面を叩く楽器を使い,高木さんがマンドリン,会田さんはアコースティックギターで,優しいリズムにのって手拍子を打っているとゆったりと波にのったような気持ちよさがありました。Four seasonsとWinding Roadは岡崎さんがボーカルなのでどうするのかと思ったら高木さんが歌い出してドキドキしながらうっとり(^^; CDでは高木さんボーカルの曲がなくて残念だったのでとても嬉しく,CDとは違った不思議な気持ちに浸りながら聴き入りました。
「もうすぐベスト10」のアーティストを紹介する『今週のスポットライト』 と称したゲストコーナーは,SETの野添さん扮する追分釜太郎登場!西秋さんも「レポーターのにしみや」さんとして,ステージに登場して,場内大ウケの2曲でした。釜太郎と入れ替わりに現れたTSPメンバーは衣装を替えてきていて,高木さんは半ズボン姿!!びっくり(O_O)だけど,かわいい~。友人曰く「小学生みたい」でした。3位~1位の曲は賑やかでノリのよい曲が続いたので,立ちたいな~と思ったのですが,立っている人はおらず,1人で立つ勇気もなくイスの上でのっていました。
ここでTSPメンバーはステージを去ると,モニターが楽屋に切り替わります。こんなのも初めて~でじっくり観察,インタビューを受けながら飲み物を飲んだりタバコを喫ったりしてあっという間にステージにもどってきます。
しらとさんと岡崎さんのツインボーカルのAlong Againは岡崎さんのボーカル部分はしらとさんが歌ったので,高木さんは「僕が歌うと思ったでしょうが残念でした(^^)高くて出ないんです(^_^;」(笑)。最後のOverflowは,Re-Trackdown盤をロビーで売っているとCMをして,「そろそろ背中を伸ばしましょう」と立つように言ってもらえたのでためらわず立ってのって楽しいライブの幕となりました。
ライブが終わるとすぐにロビーでTSPのメンバーの出品の品々でオークションが行われました。しらとさん提供のコンバースのくつ,切通さんのスティック(使用済),会田さんのハーモニカ(前回のTSPのライブで使用),YAKOさんのTシャツ,高木さんのチョーカーが出されていました。
→7月28日の感想
風民LIVE~テイルズ・オブ・サマー~[02.9.5]
風民 |
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アンコール |
♪感想
YAKOさんと中田さんが正式にメンバーに加わって,4人になった風民(かぜたみ)のライブです。
会場は「地下鉄の駅を出て30秒」のはずなのに,なかなか会場を見つけられず周囲をしばらくうろうろ迷っていました。…と,いっても5分くらいだと思うけど,もともと開演時間ぎりぎりにだったので遅刻を覚悟したのですが,ようやく会場を見つけて飛びこむとまだ始まっていない! よかった~と思いつつ最後列の席に座りました。するとすぐに暗くなってステージに風民が登場。
いちばん後ろでしたが,その列のイスだけは高くなっていたのでステージも会場全体も見渡すことができました。イス席は横に9,縦に10くらいあり,ぽつぽつと空席もみられましたが,立ち見の人もいるという状態でした。会場にはいるときに受けとったドリンクチケットの番号は69番でしたが,開演後に入ってきた方もいたので,全体で80人くらいが入っていたのでしょうか。
ステージの方は,軽くチューニングをして最初の1曲。焦って走ってきたため,息はあがるは汗だくだわ…だったのが,ゆったりした曲でなだめられ落ち着いて「風民」の世界へ包まれていくようでした。
1曲やって挨拶のMC。前回は会田さんが話し出したので今度はだれが?と思っていたら,今回も最初梶原さんが「こんばんは」と小声でいいますが本格的に(?)挨拶をしたのは会田さんでした。梶原さん曰く会田さんは風民の「リーダー」だとか。YAKOさんは「サブリーダー兼経理」…しかし,この指名権は梶原さんが握っているのでした(笑)。
そして2曲目はインスト曲。タイトルどおり風民のテーマ曲…なのかな。ギター2本にウッドベースが流れるようなメロディを奏で,YAKOさんのシェイカーが軽いリズムを加えます。草原を吹き抜ける風を感じました。
梶原さんはインスト曲を作ったことがない(?)ので,インスト曲は歌詞のある曲と作り方がちがうの?タイトルはどうつけるの?と会田さん,中田さんにたずねたりしていました。
そのインスト曲の中でピクシーたちの踊りについて,ピクシーってどんなものか?は,会田さんはアイルランド系のとっちゃん坊やの妖精と説明していました。そこで梶原さんと中田さんでの「ピクシー達の会話」ギターとベースを静かに弾きながら「ペチャクチャ…」「クチャクシャ…」と2人でかけあいをしていました。たしかにピクシーってそんな感じで「仲間うちにだけにわかる甲高い声で声を出す」妖精なんだけど「妊娠して,子どもを生む」(ハリーポッター教科書より)はずなんだよね。いいのかな~(笑)
ピクシー達の踊りの方はリズミカルで妖精が輪になって踊る「フェアリーリング」が思い浮かびました。
私が一番ツボに入った曲は,会田さんが過去に作った曲の中で何番めかにいい!と思ったのに,最後までタイトルが決まらなかったというFrom Ancient Days。スピード感のあるメロディになにか差し迫った迫力を感じた梶原さんのボーカル。YAKOさんが鍵盤ハーモニカ(いわゆるピアニカ)を吹いてノスタルジックな雰囲気をかもし出していました。上手く言葉にできないんだけど,いろいろなイメージが走馬燈のように流れていって,胸が苦しくなるほどでした。この曲をCDにしてー!と真剣に思いました。
軽快な曲や,しっとり聴かせる曲,様々な曲があっていろんなことを自由に前向きに試しているところなのかなと思いました。いろんな曲があるんだけど,全体としてはゆったりリラックスさせてくれるライブでした。
TSPのライブでも思ったけど,135メンバーの個人活動が徐々に形をつくってきていて,おそらく135ではやらなかったこともやったりしていて,それぞれに魅力的でそこで培ったものがまた,135として集まったときにどうなるのかが楽しみになりました。
もうすぐ出る『天風の唄』のように…