The Room of 135

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★曲名から、その曲が演奏されたライブのリストへ行けます。(135のオリジナル曲で、一般に流通したCDに収録されているもののみ)

風民 3rd LIVE[03.1.24]

風民
1.24.
表参道 LAPIN ET HALOT
アンコール

♪感想

はやくも3回目のライブは表参道のLAPAN ET HALOTで。しかし、会場に行くまでが一苦労。HPで地図を確認して、さらにマイ地図に場所を写していざ会場へ向かいます。ところが予想より道が細くてほんとうにここでいいの?とおそるおそる進みました。そのうちに電柱に「ラパン・エ・アロ」の看板を見つけてなんとか会場にたどり着きました。会場の中はイスが横に10×縦に7でさらに後ろの壁際に数席の80席弱と、こぢんまりした感じでした。開場が19:00で開演が19:30だったのですが、着いたのが19:00を過ぎていたことと途中早退(T-T)しなければいけなかったので、最後列の通路際の席に着きました。

定刻をわずかに過ぎて、メンバーがステージに登場。TO THE WINDが歌われます。YAKOさんがトライアングルを叩いていたのが可愛かったです。そしてテーマ曲?の風民から最初のMCへ。
 リーダー(のはず)の会田さんからあいさつを始めますが、すぐに梶原さんが話を始めたので、会田さんは「すごく露払いっぽい」(苦笑)
1〜2曲やってMCのくり返しだったのですが、やはり、中心になって話をしているのは梶原さんでした。ベースの中田さんも関西人なので(!?)つっこみたくて仕方なかったらしいのですが、COLD PEOPLEが終わるまでは話させてもらえずにストレスをためていたようでした。途中、梶原さんがちょっとのあいだステージから姿を消したときにはここぞとばかりに話し始めるかな?と期待(^^;

ウッドベースを抱えたまま4段くらい階段を落ちたという話を始めましたが、すぐに梶原さんが戻ってきたので「また今度(^^;」そのほかMCでは、CDのレコーディングに入るという話や、風民はインスト曲が多いこともあり、梶原さんは楽器の難しさを再認識したという話、曲の仮タイトルの話、135で梶原さんが楽器を持たずに歌っていた頃、手持ちぶさたで思わず振りをつけて後悔したという話などがありました。梶原さんの振りとは、我愛イ尓を歌った時に頭上近くまで斜めに両手をあげるつもりで鏡を見て練習までしたのに、収録したビデオを見たら中途半端にしかあがっていなかったとか。夢勘定はひとり事で♪Bang Bang〜のところで思わず胸のあたりで手を片方ずつ開く振りをつけたら、ライブでファンが同じ振りをしていて「二度とするまい」と思ったとか。私はこの振りが好きでライブではほぼ必ずやっていたのですが、梶原さんのお好みではなかったんですね(^^;

曲は、風民の方向性がよりはっきりしたというか『澄んで』きた印象を受けました。具体的にはとても楽器の音を大切にしているように思いました。もちろん歌声も。梶原さんとYAKOさんそれぞれの歌声がやわらかく心にしみいる感じがします。インストは、とくにギターとベースの音に注目!(したいけど見えなかった(^^;)
YAKOさんはトライアングルに始まり、鍵盤ハーモニカやシェイカー、リコーダーに竹筒に小豆かなにかいれたような…シェイカーの一種でしょうか…などポイントポイントで雰囲気をつくっていました。また、月のカケラでは横の壁に青い正三角形が写し出されてくるくると回ったり、演出も凝っていたのが印象に残っています。

FROM ANCIENT DAYSが終わったところで残念ながら時間切れ(T-T)泣く泣く会場をあとにしました。でもこの曲は、前のライブで一番気に入った曲だったので、この曲が聴けてとてもうれしかったです。そのあと新曲が演られたらしいのが残念ですが、CDとライブを楽しみにしたいと思います。

風民 4th LIVE「From Ancient Days」[03.6.14]

風民
6.14.
表参道LAPIN ET HALOT
アンコール

♪感想

5月30日に通販でCDが発売されたということで、MCはCDがらみの話が多く、前回までに比べるとCDを聴いてきているということを踏まえてか曲を数曲やってMCという流れができて全体にまとまっていたような気がします。そのMCでは、CDジャケットの写真はデジカメで撮ったので梶原さんは「増やしておいて欲しかった」というとカメラマンさんからすでに増やしてあるといわれて墓穴を掘っていました(笑)。

ピクシーたちの踊りでは、前回の演奏で中田さんがぶっとんでしまって、ステージ上で「どう収拾をつけるか」「誰に合わせるか」で壮絶なことになっていたのに感想では「今回で一番良かったです」と書かれていたりしてヘコんだとか(^_^; 今回は梶原さんから中田さんに16小節の予定のベースソロを160小節に伸ばすようにという指令がでます。それを受けてたった中田さん。途中で客席にベースにあわせて手拍子をうながしたりしますが、これが難しい!スラーのところは手拍子をするべきなのか流すべきなのかとか悩んでしまいました(^_^; そして続いてやはり梶原さんから会田さんいじめで超テンポアップが始まります。さすが会田さんはみごとに弾ききっていましたが終わって「いやぁ〜」と溜め息
 ボーカルの入る曲では相変わらず、梶原さんとYAKOさんの美声に聞き惚れます。2人ボーカルの曲でもそれぞれの歌声が前に出てくる感じで勢いを感じました。

アンケートで「炎の部はないんですか?」という回答があったところから、風民でも「たき火の部」(by中田さん)もしくは「炭火の部」(byYAKOさん)のようなものがあってもいいんじゃないかという話もありました。ライブ本編の最後にそんな雰囲気の部分を感じてもらえたらいいということでしたが、とりあえず今回は「炭火の部」と言っていました。

また、会場でもサイン入りCDを販売していたのですがその中に2枚『当たり』があるというので場内騒然!『当たり』のCDにはボーナストラックとして当たりのメッセージ(かなり笑えるものだという話)と即興曲が入っていて、キーワードを送ると賞品がもらえるという方式です。賞品はボーナストラック抜きのふつうのCDとCDジャケットをプリントしたTシャツ、さらにメンバーそれぞれからのプレゼントの品々という豪華版。当然、ライブ終了後には販売ブースに長い列ができていました。わたしは、すでに予備のCDをあわせて2枚購入していたことと、終電の時間が迫っていたので駆け抜けるように会場をあとにしました。

「本田義博のMUSIC WAGON」公開放送[03.7.20]

7.20.
銀座小劇場
アンコール

本田さんのかつしかFMでのレギュラーラジオ番組の公開放送
ライブ中の写真などはじん SOUND STOREへ。

風民 5th LIVE「Lapland」[03.12.23]

風民
ゲスト
6.14.
表参道LAPIN ET HALOT
アンコール

♪感想

クリスマスイブイブの祝日という日とCDの2枚目がこの日先行発売でライブも5回目ということで固定ファンがついてきたからか、この日は今まで以上にイスがでていて、90席くらい。さらに立ち見の人もいたという盛況ぶりでした。販売ブースでは風民のCDのほかに135のFCで制作、販売したライブビデオも販売されていました。<.

ステージの上を見ると風民の4人の楽器&マイクの後ろに上手側からキーボード、バイオリン、コンガやボンゴのパーカッションが置いてあって、ステージの上が狭い狭い。出入りは機材をよけて、譜面立てをくぐって、梶原さんが楽器をかまえるときも、シールド(楽器のコード)が足にひっかかったりしていました。

2nd CDからの新曲は3曲で、たしかにインスト曲が多めではありましたが、歌詞曲とインスト曲がバランスよくとり混ぜてあった気がします。最初の5曲は風民の4人で。1、3曲目と夏っぽい曲が重なったとMCで言われていましたが、言われるまで気になっていませんでした。それよりも、1曲目が2番目に好きな曲、2曲目が1番好きな曲!と連続してきたので、それだけで嬉しくなっていました(^^)

5曲終わったところで、今回の趣向として、出身地で東西にわかれて対戦(?)しようという話になります。東軍は横浜出身の会田さんと群馬出身のYAKOさん。西軍は神戸出身の梶原さんと尼崎出身の中田さんです。まずは東軍からということで、会田さん1人がステージに残って、In Your Handsを弾かれます。つぶやくようなギターの音が、なにか大切な大切なものをかたちづくっていくような感じがしました。そして、YAKOさんが加わります。ここで、YAKOさんが子供向けのイベントのMCのときの話し方をしてくれたり、会田さんとYAKOさんと中田さんの間で『ワンピース』というマンガがブームになっていて、仮タイトルをそこからとったという話がありました。歌われたのは月のカケラ。東軍なのに、西軍の中田さんの曲ということで、ちょっと悔しいような!?しかし、YAKOさんの歌声が美しくてうっとりと聞き惚れました。

かわって西軍では、今回の中田さんのベースは新しいベースだというような話をされて、掌中へ。ベースの音が地面から支えるように雰囲気をつくり、その上に梶原さんの声がろうろうと響き渡ります。二つの音がそれぞれの音の特徴をそのままにしながら、お互いを高めあっているような感じをいだきました。ベースソロの部分ではいくぶん早めにはじかれる弦の音に聴き入りました。しみじみベースの音っていいなぁ〜。

東軍が戻ってきて、今回のゲストの登場になります。今野さんはスペクトラムでパーカッションをやられていた方。志穂さんはYAKOさんの講師仲間(YAKOさんはボーカル講師をされています)でクラシック畑の人なのですが、フィドルも弾かれるとか。緑子さんは、劇団四季のライオンキングで演奏されていたということでした。楽器が増えたことで、演奏に幅ができて今までにない表現があり、とても楽しく聴いていました。波の向こうにやCome Into The Worldのバイオリンと森の中のイントロのパーカッション(鳥の鳴き声のような音を出していた)が印象に残っています。

今回も終盤はにぎやかに、炎の部かたき火の部か炭火の部か!?手拍子をして楽しくのって本編終了です。

アンコール1曲目は風民の4人で。風民でははじめての梶原さん作曲の曲で、このライブでの反応によってCDに収録されるか決まるといわれました(^^; YAKOさんのボーカルがとても繊細でその下を歌う梶原さんの声とあいまってせつなさを表していたような気がします。
 ここで、風民からのプレゼントコーナー。風民の4人がそれぞれチケットの半券をひいて、その整理番号の人にプレゼントをするという趣向です。梶原さんのプレゼントはタオルセット、会田さんのはけん玉、中田さんのは羽田空港で買ったもの、YAKOさんのはキティちゃんグッズということでした。
 最後は再びゲストの3人が加わってにぎやかなピクシーたちの踊りです♪ソロでは、緑子さんがジングルベルを、志穂さんが第九・喜びの歌を弾かれたり、今回も高速の会田さんソロがあったり。
 聴きどころ満点でとても充実したライブでした。

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